撮影協力の詳細
「SとX」は、多田基生氏の漫画『SとX~セラピスト霜鳥壱人の告白~』(講談社「モーニング」刊)を実写化した作品です。クラスターは、第3話・第7話に登場するVRシーンのバーチャル空間・アバター制作、撮影協力を行いました。
劇中に登場するアバターの制作
精神科医 兼 “セックスセラピスト”の霜鳥壱人をはじめ、バーチャル空間に登場するアバターのデザインから制作までを担当しました。

バーチャル空間のワールド制作
劇中に登場するクラブ、セラピー会場、月と宇宙の空間などのバーチャル空間と空間内ギミックを用意しました。



バーチャル空間内シーンの画面収録・技術協力
モーションキャプチャ設備やフルトラッキング機材を駆使したモーション収録及び演技指導など、バーチャル空間上で動くアバターの収録・撮影補助、撮影時に必要な機材協力を行いました。

VRシーンの演出・設計に関する監修協力
劇中シーンの再現に必要な撮影環境を整備し、演出の見せ方についてアドバイスを行いました。
監督・プロデューサーからのコメント
監督:草野翔吾 コメント
「SとX」を監督するにあたり、非常に興味深く感じていたVRという題材。せっかくなら、本物のVRシステムを使って表現したい、と考えていたところ、クラスターさんの協力を得られることになりました。
ただ、互いに初の試みだったため、一筋縄ではいきません。ワンカットごとに方法論を修正する手探りの連続でした。中でも最後までこだわったのは、登場人物が現実の自分以上に愛着を抱く「アバターの振る舞いや可愛らしさ」、つまり「芝居」です。その結果、システムの根幹を担い、普段のリモート打ち合わせからアバターで参加するほど日常的に使いこなしているスペシャリストの方を急遽、役者としてスカウト。地方のご自宅から遠隔で主要キャラの一部を演じてもらい、それを私が東京から演出するという、近未来的な手法を取ったりもしました。その一方で、スタジオではモーションアクターを理想の体勢にするためクッションを山積みにしたり、椅子に乗せて人力で回すような一幕も。最先端技術とアナログな力技が入り混じる、実に熱量の高い、思い出深い現場になりました。
果たしてどのような映像に仕上がっているのか、ぜひ本編でお楽しみください!
プロダクションプロデューサー:押田興将 コメント
VRの世界。私も映像業界の端くれにおりますので、知識としては知っていました。しかし恥ずかしながら、実際に体験したのは20年前に一世を風靡した「セカンドライフ」くらいのことで、それ以降のメタバースの進化については十分に勉強しておりませんでした。
今回、Netflix シリーズ「SとX」の作中で「バーチャル空間での性的体験に依存する患者」を描くことになり、初めて本格的な調査に乗り出しました。そこで、VRゴーグルや動作感知センサーなどの機器の進化はもちろん、空間の精度や反応速度など、20年前からは考えられないほどの技術革命が起きていることに驚愕しました。
とはいえ、メタバース内での性的な表現はどのプラットフォームでも原則NGです。無理を承知で「Cluster」様に連絡し、ご相談させていただいたところから、今回の共同作業が始まりました。
普段、映画やドラマを作っている我々としては、「ゲゲっ、ここまでできるなら、これで映画が作れるじゃん!」と衝撃を受けるほど、多種多様なシチュエーションやキャラクターを自在に作成できることに感動しました。
しかし、実際の映像制作となると話は別です。監督のイメージ通りに世界を構築し、キャラクターに動いてもらい、決められた画角で撮影するというのは至難の業でした。半年以上かけて何度も打ち合わせを重ねて撮影に挑みましたが、やはり思い通りの画を撮るためには何時間もかかりました。
最後まで根気よくお付き合いいただき、多大なるご尽力をいただいたClusterのスタッフの皆様には、心より感謝申し上げます。
作品概要
Netflixシリーズ「SとX」は、中島健人さんと新木優子さんが出演し、多田基生氏の漫画を原作としています。草野翔吾監督がメガホンを取り、2026年8月20日(木)よりNetflixにて世界独占配信されています。

STORY
「セックスに悩んでいない人なんていませんから」をテーマに、性にまつわるタブーに切り込むヒューマン・ラブストーリーです。精神科医 兼 “セックスセラピスト”の霜鳥壱人(中島健人さん)が、人知れず性に悩むクライアントに寄り添います。真面目で穏やかな人柄で周囲には理解されていますが、“セックスセラピスト”への世間の偏見はいまだ根強い状況です。ある日、中学時代の初恋の相手であり、現在TVキャスターとなった市之瀬佑美(新木優子さん)に再会した霜鳥は、互いに惹かれ合うものを感じながらも、自身にも恋愛やセックスに踏み出せない深刻な理由があることに直面します。
作品の詳細は、以下のNetflix作品ページでご確認いただけます。
作品ハッシュタグは #SとX です。
クラスター株式会社について
クラスター株式会社は、「あらゆるヒト、モノ、技術をつなげる共創空間のOSをつくる」をビジョンに掲げ、日本最大級のメタバースプラットフォームを開発・運営するテクノロジーカンパニーです。独自開発した大規模同時接続基盤を核に、リアルとバーチャルを融合する共創空間インフラを提供しています。製造・建設・教育・国際会議・エンターテインメントなど多様な業界で採用され、スマートフォン/PC/VRなどマルチデバイスに対応しています。最大10万人が同時接続できるリアルタイム空間を構築し、多数のIPコンテンツや大型イベントで実績を重ねています。高い信頼性と拡張性を兼ね備え、商業利用とスケールの両立を実現するBtoB型プラットフォームとして成長を続けています。
また、研究所を社内に設置し、ユーザー行動解析、バーチャルAIエージェント、AIによる3D制作自動化などのR&Dを推進しています。外部研究機関・大学との共同研究や実証実験も積極的に展開し、メタバース技術の進化を加速させています。
テクノロジーと創造力を融合し、バーチャル体験の未来を切り拓く―クラスターは次世代の社会インフラをつくり続けています。

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