9bic、新体制2周年ライブ『POP FACTORY』開催!7人体制での半年間の集大成を披露

9bic Anniversary Live ~POP FACTORY~ ライブレポート

「現在を生きる王子様達」をコンセプトに活動するメンズアイドルグループ9bicが、2026年7月11日に中野ZERO大ホールにて『9bic Anniversary Live ~POP FACTORY~』を開催しました。新体制2周年を記念し、2人のサポートメンバーを迎えた7人体制での半年間の活動の集大成が披露されたライブの模様をお伝えします。

『9bic Anniversary Live ~POP FACTORY~』のテーマは「世界で一番、トキメキを作る場所」です。メンバーの7人が、それぞれの「トキメキの製造者」や「研究開発者」として、ファン(立方隊)に個性豊かなトキメキを届けるという世界観で展開されました。

脚立や歯車、積み重ねられた箱などが設置されたステージは、まさに工場のような雰囲気です。大きなハートとスターのモニュメントが、ここが愛と煌めきを生み出す場所であることを物語っていました。コンセプトを凝縮したオープニングムービーの後、紗幕の奥から現体制メンバー5人が登場。「It’s Show time!」のナレーションを合図に、本公演のリードソングである「トキメキファクトリー」がスタートしました。迫力あるダンスと滑らかなフォーメーションは、7人体制での経験を経て各メンバーが成長したことを示しているようでした。

小道具の箱を使ったパフォーマンスが印象的な「proof」や、リリースイベントで磨かれた愛嬌が光る「とれたてロマンティック」と続き、序盤から彼らのアイドル性が存分に発揮されました。昨年の周年ソング「iDREAM」が披露されると、会場からは大きな歓声が上がりました。歌い出しで5人が一直線に並ぶ姿は、まるで世界を救うスーパー戦隊のように勇ましく、メンバー同士が視線を合わせたり、客席を見渡したりする様子から、一人ひとりが「アイドルを楽しんでいる」という実感が伝わってきました。

箱を使ったパフォーマンスの様子

トキメキ製造者であるメンバーを紹介するVCRが明けると、市川慶一郎とウェディングドレス姿の双葉小太郎が登場するという、予想外の演出に会場からはどよめきが起こりました。その戸惑いを吹き飛ばすかのように、2人のユニットソング「結婚前提で推してます!」が披露され、観客は瞬く間に「けいこた」のペースに引き込まれていきました。数年ぶりとは思えないほどの一体感で熱量の高い掛け声が響き渡り、サビに突入すると現体制メンバーも加わり、賑やかに『POPFACTORY Special Medley』が幕を開けました。

メドレーでは、それぞれのメンバーの魅力にスポットライトが当てられた楽曲が次々と披露されました。双葉小太郎が自身で作詞作曲した「僕らのインペリアル」でダイヤモンドのプレートを空に浮かべれば、市川慶一郎は「secretlove」で力強い歌声を届けました。椚三波斗は「キャラメル・ハニー・マジカル・マキアート」で甘い言葉を投げかけ、あざとさでファンの心を掴みました。新体制メンバーも負けておらず、西山海斗は「creature」でキレのあるダンスソロを披露し、黒澤胤也は「Love etude」で繊細なピアノ演奏を聴かせ、和泉颯人は「夢喰いヴァンパイア」で持ち前の色気を存分に発揮しました。矢野旺士朗は「high!最高!」で天性のエネルギーを輝かせ、大盛り上がりのうちに『POPFACTORY Special Medley』を締めくくりました。

ライブステージで観客に手を振るメンバー

自己紹介を挟んでも、彼らの勢いは衰えませんでした。生命力溢れるサウンドの「ジーニスター」、9bic定番のサマーソング「loveSPLASH」と、情熱のこもったステージが繰り広げられました。

MCで7人体制の感想について話す場面では、双葉小太郎が「Etoneigeでは一番年上だからしっかりしなきゃと思うけど、9bicだと(和泉颯人の)次に年下だから、伸び伸びと活動できた」とコメントしました。市川慶一郎も「最初はうまくやっていけるか不安だったけど、先輩として扱ってこないから居心地がよかった」と話し、この半年間がいかに楽しい時間だったかを語りました。

そして、いよいよ7人体制でのラストソング「これからどうしても」へ。双葉小太郎が9bicに向けて作詞したこともあり、ステージングは一層エモーショナルなものとなりました。「届かなくても諦めたくないよ」や「まだ戦えるって証明する」といった歌詞は、かつて9bicで活動していた双葉小太郎だからこそ伝えたいメッセージだったのでしょう。初期9bicの市川慶一郎、双葉小太郎、椚三波斗から現メンバーへとパートが渡る2番は、歌割りだけでも感動を誘うものでした。メンバーカラーに合わせた照明は、9bicの7人とファンの未来を照らしているようでした。

全身全霊で駆け抜けてきた『9bic Anniversary Live ~POP FACTORY~』も、いよいよラストスパートです。再び現体制メンバーに戻って披露されたのは、ファンとアイドルの関係性を描いた「カラフル」でした。白を基調とした衣装が、色とりどりのスポットライトに染まる様子は「僕らどんな色にだってなれるよ」と語りかけているようでした。メンバーは真っ直ぐに前を見据え、誠心誠意の想いを込めて言葉を届けました。ラストには5人もペンライトを持ち、ファンと共に光の波を生み出しました。

しんみりとした雰囲気から一転、「という夢を見た」が投下されると会場の空気は一変しました。座って歌声に聴き入っていたオーディエンスも自然と立ち上がり、会場一体となって熱狂が巻き起こりました。メンバーはひたすらに「好きなんだ」と叫び、ストレートな想いを届けました。本編最後の曲は、椚三波斗が作詞作曲を担当した「ヒコウキグモ」です。爽やかで疾走感のあるロックサウンドは、9bicのさらなる躍進を予感させるほどエネルギッシュで、今ある全てをステージで出し切り、晴れやかに本編を締めくくりました。

ステージ上でマイクを持って歌唱する二人の男性パフォーマー

アンコールになると、9bicは7人体制でステージに再び登場しました。とびきりキャッチーな「かわいいだけじゃない宣言!」と「中辛エクスタシー」を披露し、華やかな熱狂をもう一度呼び起こしました。サポートメンバーが去った後は、8月1日より開催される『東名阪ライブハウスツアー2026 ~PASS THE BATON~』のリードソングである「Anker」が現体制で披露されました。感情をぶつけるような歌唱、拳を突き上げたくなるロックサウンド、パワフルに前へと差し出される手は、彼らの新境地と呼ぶにふさわしいものでした。新体制9bicのスタートを切った「YELL!」により希望の光で会場が満たされ、晴れやかなフィナーレで幕を下ろしました。

客席を背に記念撮影をするアイドルグループ

サポートメンバーを交えた半年間を乗り越え、新体制3年目を迎えた9bic。7人で過ごしてきた日々が、いかに実りの多い時間だったのかを、『9bic Anniversary Live ~POP FACTORY~』は鮮やかに映し出していました。これからも彼らは、愛と煌めきをたっぷり詰め込んだトキメキを届けてくれることでしょう。その先に待っている夢の実現を信じて、今後の活動にも注目が集まります。

カラフルなステージ衣装をまとった7人のアイドルグループ

セットリスト

M1. トキメキファクトリー
M2. proof
M3. とれたてロマンティック
M4. iDREAM
M5. POP FACTORY Special Medley (結婚前提で推してます!/僕らのインペリアル/secret love/キャラメル・ハニー・マジカル・マキアート/creature/Love etude/夢喰いヴァンパイア/high!最高!)
M6. ジーニスター
M7. loveSPLASH
M8. これからどうしても
M9. カラフル
M10. という夢を見た
EN1. かわいいだけじゃない宣言!
EN2. 中辛エクスタシー
EN3. Anker
EN4. YELL!

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