ランキング概要
5人組ボーカルダンスユニット「M!LK」がヒト部門で1位を獲得しました。さらに、M!LKの楽曲「爆裂愛してる」がウタ部門で1位、同グループの人気曲「好きすぎて滅!」から派生した「○○すぎて滅」がコトバ部門で1位となり、M!LKは3冠を達成しています。
また、2026年4月にデビューした4人組コーラスグループ「モナキ」もヒト部門で2位、デビュー曲「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」がウタ部門で2位にランクインし、注目度が高まっていることが示されました。
コト部門では「DEAR 令和&平成 ウチらの伝説プリ」、モノ部門では「シール帳」が上位にランクインしており、平成を象徴するカルチャーやアイテムが再評価される「平成レトロブーム」が継続していることがうかがえます。特にシール帳は、人気のシールが入手困難となる社会現象にまで発展している状況です。
各部門のランキング詳細
ヒト部門(TOP3)

- M!LK(55.7%): 佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人からなる5人組ボーカルダンスユニットです。2025年には立て続けにヒット曲をリリースし、紅白歌合戦に初出場しました。2026年リリースの楽曲『爆裂愛してる』はウタ部門でも1位を獲得し、別の楽曲に由来する『○○すぎて滅』もコトバ部門で1位を獲得し、3冠を達成しています。
- モナキ(29.8%): 「純烈」の弟分として結成された4人組男性コーラスグループです。2026年4月のデビュー前から注目を集めており、最年少メンバー「おヨネ」がSNSで話題となりました。デビュー曲『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』はTikTokで大ヒットし、ウタ部門・コトバ部門でも上位にランクインしています。
- CUTIE STREET(13.8%): 「KAWAII MAKER」をコンセプトに活動する8人組アイドルグループです。2026年3月に韓国の音楽番組「M COUNTDOWN」に出演し、デビュー曲「かわいいだけじゃだめですか?」を韓国語で披露したYouTube動画が大きな反響を呼びました。
コトバ部門(TOP3)

- ○○すぎて滅(50.7%): ヒト部門1位のM!LKの人気曲「好きすぎて滅!」から生まれたコトバです。好きな俳優や推しに対して「好きすぎて滅」と使うほか、強い感情を込めて「しんどすぎて滅」「お腹空きすぎて滅」などと、さまざまなシチュエーションで使われています。
- ば・く・れ・つ♡(47.9%): ウタ部門1位を獲得したM!LKの楽曲「爆裂愛してる」の流行に合わせて広まりました。曲中で繰り返されるインパクトのあるフレーズが10代女子に響いているようです。
- ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど(28.5%): ヒト部門2位のモナキの楽曲『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』の曲名がそのまま流行ワードとなりました。軽快さと勢いのあるフレーズが使いやすく、広く受け入れられています。
モノ部門(TOP3)

- シール帳(44.9%): 近年の平成レトロブームの影響を受け、平成に流行したシール帳が令和にリバイバルしました。「ボンボンドロップシール」や「ウォーターシール」など立体感のあるシールが特に人気で、入手困難なものも存在します。インフルエンサーがSNSで公開するなど、SNSを起点にブームが広がっています。
- ドバイチョコ餅(40.5%): 2025年に大流行したドバイチョコレートが餅に進化しました。もちもちした生地の中に、ザクザク食感のカダイフとピスタチオクリームのチョコが入っており、食感のコントラストが楽しまれています。韓国アイドルのウォニョンが「おいしい」と発言したことがきっかけで注目を集めたとされています。
- トモコレ(18.2%): 正式名称「トモダチコレクション わくわく生活」というゲームソフトです。2009年のリリース以降新作が出ていないシリーズですが、体験版のリリース時から注目を集め、SNSでも話題になりました。自分や友達をキャラクターに投影できるため愛着が湧き、予想外の会話や展開が楽しまれています。
コト部門(TOP3)

- ズートピア2(31.5%): 大人気ディズニー・アニメーション映画『ズートピア』の続編です。2026年4月時点で国内興行収入は150億円を突破し、第98回アカデミー賞 長編アニメーション部門にノミネートされました。シャキーラによる主題歌「Zoo」のダンスや、登場キャラクター「ジュディ」と「ニック」も人気を集め、TikTokでキャラクターの動画をまねして撮影する流行が見られました。
- レスラー会見(16.7%): ゲームソフト「リズム天国」に収録されているリズムゲームの一つです。ゲーム自体のリリースは2011年ですが、音源が最近TikTokで人気となり、多くの動画が投稿されています。特徴的な歌詞のリズムとインパクト、シンプルで真似しやすい振り付けが人気の理由とされています。
- DEAR 令和&平成 ウチらの伝説プリ(15.9%): フリューがプリ機30周年企画として展開中のプリクラです。平成時代のプリクラの写りや落書き、デザイン、BGMなどを現行のプリクラ機で再現しました。友達が撮影していたり、Instagramのストーリーズによく上がっていたりすることから、平成レトロブームが続いている様子がうかがえます。
ウタ部門(TOP3)

- 「爆裂愛してる」M!LK(53.3%): ヒト部門1位のM!LKのメジャーデビュー後8枚目となるシングルです。ポジティブでハイテンションなラブソングで、覚えやすいメロディ、歌詞、ダンスが10代女子に響き、YouTubeで公開されたMVは4,700万回再生を突破しています(2026年6月時点)。曲中で繰り返される『ば・く・れ・つ♡』はコトバ部門でも2位にランクインしました。
- 「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」モナキ(30.7%): ヒト部門2位のモナキのデビュー曲です。2026年4月のデビュー前から話題となり、2月にTikTokで楽曲配信をスタートするとTikTok総再生回数10億回を突破する大ヒットとなりました。この曲を用いたダンス動画が多数投稿され、中には300万回再生を超えるものもあります。
- 「最初はキュン!」中島健人(17.4%): 中島健人の2ndアルバム「IDOL1ST」に収録された楽曲です。じゃんけんを恋に見立てた曲で、「最初はキュン! じゃんけん恋! あいこでショット! あっち向いて恋!」のサビに振りをつけた動画がTikTokに多数投稿され、耳から離れないメロディが人気を集めています。
10代女子のトレンドに見る背景
2026年上半期の10代女子トレンドでは、2025年に引き続き「共感」や「等身大」の流れが見られる一方で、今年はより「軽やかさ」や「テンション」が重視されているようです。特に、M!LKの「爆裂愛してる」や「○○すぎて滅」、モナキの「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」といった、「思わず口に出したくなる」コトバや楽曲の広がりが象徴的です。これらは、歌詞に深く共感する「聴かせるコンテンツ」というより、その場の空気を瞬時に明るく変えられるような「テンション」を持つものが多く見られました。
この背景には、物価高やSNS疲れなど、10代自身が無意識に感じているストレス環境があるのかもしれません。重たい空気をすぐに変えられる「テンション」を持つコンテンツが支持されるのは、現在注目される「メンパ(メンタルパフォーマンス)」の価値観とも重なる流れと言えるでしょう。
また、「シール帳」や「DEAR 令和&平成 ウチらの伝説プリ」など、平成レトロブームも継続しています。SNSでは、平成時代に青春を過ごした大人たちによる「平成懐古」的なコンテンツが多く見られますが、ティーンにとって平成は、単なるレトロブームを超えた「あこがれ」として映っている可能性があります。シール帳や平成プリは、単なる「平成風アイテム」に留まらず、交換したり、一緒に撮影したりと、モノ消費に留まらない「平成時代のコミュニケーション」そのものを体験できるコンテンツとなっています。
今回のランキングからは、「みんなでテンションを共有できること」や「空気感そのものを楽しめること」が、今の10代にとって大きな価値になっていることが見えてきました。SNSで常に誰かとつながり、空気を読み続ける現代だからこそ、「心が疲れない楽しさ」が、10代にとって大きな価値となっているのかもしれません。
調査概要と詳細情報
『マイナビティーンズラボ』は、ティーン向けプロモーション事例や最新トレンド、流行感度の高い高校生メンバーによる自主調査データなど、ティーンのプロモーションを検討している企業に役立つ情報発信を行うサイトです。
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調査方法: 事前アンケートで375名から回収したフリーアンサーからワードを抽出し、5ジャンルごとにマイナビティーンズ会員との座談会を通して20~31項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員と外部調査会社のパネルにアンケート調査を実施。
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回答数: 13〜19歳の女性610名(複数選択式)
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調査期間: 2026年4月16日(木)~4月30日(木)
ランキングの詳細については、以下のサイトで公開されています。


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